好きなことを知っている人は、しあわせ

好きなことを知れば幸せになれる。好きなことが分からないと幸せになるのは難しい    

人生が楽しくなるゲーム

私は以前テレビゲームばかりやっていた時期があります。
秋葉原で初代ファミコンの互換機を買ってきて、SDガンダムシリーズを互換機のコントローラーが壊れるまで遊び続け、コントローラーが壊れたら、もう1台楽天市場で購入したりしていました。

 

そういう時はテレビゲーム以外のこと、特に人間関係などは楽しくないわけです。
テレビゲームは楽しくても、それは自分ひとりの閉じた世界での出来事で、沢山の人たちが生活している世の中、世間とか社会と言ったものは全然楽しくないわけです。

 

しかし今考えると、人間関係をゲームのように楽しんでいる人も沢山います。
(早速ネタバレですが、人生が楽しくなるゲームとは、人間関係をゲームのように楽しむことです)

 

具体的には、

元気よく挨拶するゲーム
お互いに褒めあうゲーム
なるべく相手に話をさせるゲーム
言いたいことをちゃんと話すゲーム
相手に合わせるゲーム
相手を怒らせずに上手く甘えるゲームなど


ゲームと言うと勝ち負けを競うものが多いのですが、ここでいうゲームは
目標があって、目標を達成すると、報酬が金銭で与えられなくても気持ちいいことみたいに定義できると思います。


空気を読むゲームは、一時的にゲームとしてやるなら良いのかもしれませんが、
実際の人間関係ではゲーム的な楽しさよりも、息苦しさを感じる人が多いと思います。

 

人間関係を楽しむゲームの中でも、特に人生を楽しくすると思うのは、近況報告ゲームです。これは特別なものではなくて、最近あった出来事を感情をこめて話したり、そうした近況報告を聞いたりするゲームです。

 

話し手は自分が体験したことの意味を確認できますし(大げさな言い方をすれば人生の一つ、一つの出来事を意味づけるのに役立ちます)、気持ちをこめて体験を話すことで、自分の気持ちに気付くことも出来ます。日常的な出来事を題材に行う、簡単なカウンセリングのようなものかもしれません。難しく考えなくても、自分が体験した出来事をちゃんと聞いてもらえると楽しいと思います。

 

話を聞くほう(聞き手)も、身近な人の心(気持ち)にふれて、好奇心をみたすことが出来ます。話を聞くのが好きな人もいますが、それほどでもない人は、話し手と聞き手を交代しながら順番に近況報告していきます。

 

ポイントとしては、なるべく相手を否定せず最後まで話を聞くことでしょうか。
話し手も聞き手も表情豊かに感情をこめて相手と向き合えば自然と話がもりあがりますが、苦手な人は無理しなくても気持ちは伝わると思います。

 

性格的な向き不向きとか、身近な人との相性とかの問題もありますが、この近況報告ゲームは、「安心できて楽しい人間関係」を作る一番の近道じゃないかと思います。そして身近な人間関係が楽しくなれば、(ゲームにのみ熱中してた時より)人生が楽しくなると思います。